INTERVIEW
インタビュー
インタビュー
まさかUXデザイングループに配属になるとは思っていませんでしたが、未経験からでもグループ内の研修や先輩に支えられながら、1年目は『auウェルネス』と『auスマートパス』の入退会プロジェクトに携わりました。ユーザー調査が主な業務で、被験者にアプリを利用してもらい、付けてもらった記録や評価をまとめて分析し、課題をみつけて施策につなげていく……と言うと簡単そうに聞こえますが、やるべきことが膨大にある一連の流れを体で覚えていき、1年目の後半にようやくモデレーターとしてデビューを果たせました!
現在は上の『auスマートパス』のプロジェクトのほかに、子ども向けサービスとau関連サービス、ふたつの新規事業の担当にもなりました。サービスの方針やコンテンツの内容を検討するために競合調査、受容性調査、ソリューション検証などを実施しながら、ビジネス用の資料作成も行っていますが、協業先への調査報告で納得してもらえたときの達成感は大きいです。また、子どもへの調査を初めて行ったのですが、子どもの素直な意見を聞けることはとても新鮮で、なにより毎回癒されました。
私は器用なタイプではないので、ひとつのことを極めていたいです。といっても、UXデザイナーとしてのキャリアは始まったばかりで、どんな業務が自分の得意なものかもまだ模索中……。なので、これからの1年は積極的に新しいことにチャレンジして、自己分析しながら適性を見つけていきたいです。そして、2年〜5年の間に得意なことを極め、「〇〇のことなら髙野に聞けば解決できるよね」と言ってもらえるようなUXデザイナーになっていたいです。
メモ、ですかね。先輩からのアドバイス、人が使っていていいなと思った言葉、タスク、達成できたこと、できなかったこと……などなど、とにかくなんでもメモを取ります。できれば紙とペンで。そのほうが吸収できるような気がするので。それから個人的なことですが、最近ジムに通い始めました(笑)。社会人になったこととテレワークが重なって運動不足だと思っていたんですが、やっぱり体を動かすと気分もスッキリするのでしばらく続けたいと思います。
『マーケティング/商品企画のためのユーザーインタビューの教科書』(奥泉 直子/山崎 真湖人/三澤 直加/古田 一義/伊藤 英明)
タイトルの通り「インタビューの教科書」で、モデレーターとしての基本的な心構えや被験者の方との関わり方、話を聞きだすコツなどインタビューを行う上で必要なことがすべてが詰まっています。初めてモデレーターを担当するときに手に取った本なんですが、今でもインタビュー前には必ず読み返して頭を整理しています。それに、調査と調査の間は期間が空いてしまうこともあるので、感覚を取り戻すためにも読み返しています。いま一番手放せない一冊です。